里子猫”まめち”のクラウドファンディング
里子猫”まめち”との出会い
前回に紹介しましたI 地区のTNR
生まれていた子猫というのは、もう自分でマンションのエサ場所まで食べに来ることができるということでした
しかし、この騒動に驚いてか今日は姿がないのです
子猫が来たら捕まえておくというエサやりさんに任せて連絡を待つけれど、次の日はちょうどマンションの庭の剪定の日。作業が終わっても今日も子猫は姿はないのです
そして、夜は雨。次の日、よくここにいたという給水タンクの下にも見当たらず
マンションを囲むようにある植木に沿って隣のスーパーのほうにいってしまったのか、そこから側溝に入って、もしや道を渡った??
k_aさんが心配して駆けつけて探してくれる
鳴き声もまったく聞こえず、フードも食べた跡はない
早く何とかしないともっと遠くへ行ってしまうかも・・と思い、先に捕まった母猫を放して誘導してもらおうと動いている最中にk_aさんより1階のベランダに自分で戻ってきているとの連絡
ケガもなく無事、何も食べていなかったようで少しやつれているかな?騒々しい人間たちがいなくなくなるのを待ち、3日間はどこかにひっそりと隠れていたようです
なんてお利口さんの子たち(=^・^=)
1階のエサやりさんがそっと捕まえてキャリーに入れてくれてました
子猫たちはしあわせ猫になってほしい💛
どうしたらいいかわからず猫の出産を見過ごしてきたエサやりの人たち、縁があって関わった相談者とボランティアたちの願い

譲渡会では、里親さん家族にぜひ、この子をわが家にと迎えられ、最愛の里子猫として過ごしていたのですが、悲しいことにFIP(猫伝染性腹膜炎)を発症してしまいました。
FIP(猫伝染性腹膜炎)とは
猫の医学事典より抜粋してみました
- 発症の原因は猫コロナウイルス、このウイルスは感染してもあまり病原性が無く、多くの猫に感染経験があると考えられている
- しかし、体内に入ったウイルスが何らかの理由で突然変異し、強い病原性を持つFIPウイルスになってしまう
- ウィルスが突然変異する原因は、現在のところ、明確な理由はわかっていないが、猫自身の免疫に関係するともいわれている
- 発症しやすいのは若年層
- 突然変異したFIPウィルスは他の猫に伝染するわけではない
- FIPの症状は2種あり、ウェットタイプは、炎症によって腹水や胸水が溜まり、ドライタイプは、内臓、目などに肉腫ができる
- 治療方法はなく、発症してから数週間か数か月ほどで死に至る
”まめち”のいない生活は考えられない

里親さん家族は、”まめち”のいない生活は考えられない、なにか助かる方法はないかーと調べ続け、たどりついたのが、まだ国内では未許可の新薬《ムティアン》でした
これまでの症例によりますと、ムティアンを84日間、連続投与する治療法では生存率が80~90パーセントということです。
しかし、新薬《ムティアン》はとても高額な薬です
かかる費用は薬だけでなくその都度、必要となる診察や諸検査代
必死に生きようとしている”まめち”をどうしても救いたいとの思いで
費用の問題をかかえつつ取り扱いのある動物病院に問い合わせをし、治療を開始されました
FIPと診断されるまでにすでに診療費用もかかり、これからもどれだけの検査などが必要かは不明、加えて遠方の動物病院までの数回にわたる交通費
今後も重なっていく費用のなかで新薬《ムティアン》の代金のみ、皆さまの力を貸していただくクラウドファンディングです
ムティアン投薬後は劇的な改善
投薬してから20日ほど経過しました
症状は劇的に改善しています
元気さをとりもどし走って遊べるようになりました
診察では腹水はほぼなくなり、肉芽腫も消失

新薬《ムティアン》の効果は一般ではまだ広く知られていません
同じ病気で苦しむ猫たちにも今後、新たな道筋ともなっていきますように!
里親さんのおこなうクラウドファンディングをどうかよろしくお願いいたします
死率100%のFIP(猫伝染性腹膜炎)と闘う小さな命にどうか力をお貸し下さい。
これからも新薬《ムティアン》の効果で元気を取り戻している”まめち”の様子をお知らせしていきたいと思います
ねこらいくnenet
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