多頭飼育崩壊現場から里子に
千種区多頭飼育崩壊現場、退去日まであと1週間足らず。
最悪の事態を回避するため、様々な協力者が集まり、知恵を振り絞り、どこかで無理もしながら活動する毎日。
そんな姿を、ねこの神さまは空から見ていて下さっているのでしょう。
素敵な里親さんが名乗り出てくれました。
里親募集サイトから、この現場のことを知り現場まで来ていただけました。
慣れている猫から、というのが普通です。
でも、この方は一番譲渡が難しい猫を、あえて選んでいただきました。それも３頭も…
ブログでこの現場の状況を知り、その時から心は決まっていたとのこと。
その場で1番慣れていない、シャム系のライスと白黒のマスクを選んでいただけました。
捕まえるのも一苦労だったそう…
そしてあと１頭は、この猫
エイズ陽性のターボー
本当によかった…
正直この猫たちは、最後まで残ってしまうのだろうなと覚悟していたので。
他の2頭を捕まえるのに苦労している間、ターボーは自分からケージに入って待っていたとのこと（笑）
早く里親さんの家に行きたかったんだね。
一同、その話を聞いてホロリとしてしまいました。
その足で、里親さんのお宅へ訪問させていただきました。
既に15頭の猫たちを保護しておられます。
…にもかかわらず、猫のニオイが全くしないんです…！これには一同本当に驚きました。
完璧な管理をされ、トイレもご飯も部屋もすごく綺麗な状態。
猫への愛情が、それだけで伝わってきました。
本当に安心して預けられる…皆口を揃えて感動していました。
先輩猫たちも幸せそう
マスク、ライスも自分だけの部屋に入り、とりあえず落ち着いたかな
そしていよいよターボーの番。
エイズであること、猫１倍人懐っこい子だった事
ずっと猫たちの世話をしてきた、Kさんも別れを惜しむ様に…
ターボーもKさんを見送る
この活動をしてきて、色々大変な事もありましたが、この瞬間のなんとも言えない温かい気持ち
人の世界も決して捨てたものじゃない
それを体現してくれた、今回の人と猫の関わり
この現場に関わって良かったと心から思えました
しかし、まだたくさんの猫たちが残されています。
↓コチラで募集猫は順次更新しています
https://sumire-eizan.goat.me/kG95WRtDmE
最後まで、諦めない。
この猫たちの未来を、少しでも良いものにするために、色々な人が頑張っています。
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